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家の話(昔語り)

  • 執筆者の写真: Wolfsburg
    Wolfsburg
  • 2019年2月16日
  • 読了時間: 2分

昔語り第2弾は、家の話だ。


自分がソーサリアに降り立ったころ、家を手に入れるのはとても難しいことだった。

ましてや城や砦など、夢のまた夢の話だった。



9.11ニューヨークのテロ後の救済措置で、たとえ無課金でも家は腐らない仕様だった。

増えていくプレイヤー人口と、自然には消えない土地。

(当時は、マラスも徳之島も存在していない)


まさに不動産。


今のEJの人と同じように、ログアウトは宿屋か酒場で寝起きする生活だった。

キャラ間で物資を交換したい時は、信用できる人に頼むか、そういうのがない人は人気のない街の宿屋の壁の隅に荷物を置いて、こっそりと瞬時に入れ替えをしていた。


- どうしても家が欲しい。

今の土地余りからは、あんまり考えられないことだけれど。


自分が最初に選んだ方法は、当時からも過疎だったBalhae(韓国のシャード)に移住することだった。

移住と言っても、転送という方法もない時代だったので、新しくキャラクターを作って新生活を送る方法だ。

小さな家を建てて、しばらくBalhaeで生活してみたけれど、ブリティンの街中に流れるハングルを読むと、つまらないやら申し訳ないやらで、早々に元にいたシャードに戻ることにした。


そんな自分が手にした家は、フェルッカはYewのSST。

入手方法は・・・・もう15年も経つし、時効みたいなもんだからいいだろう。

 もちろん詐欺じゃないよ?


現実のお金でナントカしてしまう、大人の解決方法ってやつだ。

妻に話したら「あんたバカじゃないの?」と詰られたことを思い出す。


それだけ当時、日本シャードで家を手に入れるというのは、とても大変だった、という話です。


でも最初に家持ちになった時は、心から嬉しかったなぁ。

ここから全てが始まる気が、本気でしたもんだ。


当時の家の跡地。もちろん今はただの空き地。

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