迷惑なギルド先輩
- Wolfsburg
- 2020年7月10日
- 読了時間: 3分
それは昨日の夜のことだった。
唐突にギルドの先輩から、こんなメッセージが。
- シャードの最大ギルドと話を付けといたワ。
- 今週末はギルド合同でイベントを企画したねん。
- あんたら、そこんとこ準備をヨロシクな。
この先輩、めちゃくちゃ上手くて、自分にとっては頭の上がらない存在。
なんと形容したら良いのか、戦術的な動きが凄いというか、合理的な考え方にいつも感心させられる先輩。
しかも普段から関西弁。
それは関係ないか。
とにかくその謎なメッセージを紐解き、少しずつ情報を引き出していくと、つまりはこういう話だった。
我がシャードで最大アクトを誇るギルドの人と話をした。
具体には、彼らが開催している週末のイベント(一般の方向けに開くDoomツアー)に、うちのギルドも参加することにした。
これは、つまりは合同の企画だ。
- あれって彼らのギルドの専売イベントじゃなかったっけ?
- 合同企画ってどういうこと?
と心の中で思いつつ、とにかく先輩に恥はかかせてはならないのだ。
■
舎弟分としては、どうにか形になるように、何とかしなければならない。
あちらのギルドに、いくつか金骸骨を預けておけば合同の体になり、先輩のメンツは保てるのではないだろうか。
一晩かけて、そう考えた。
- うちのギルドにも、メンツがありますけぇ。
とか適当な言い訳して、別のギルド先輩達を口説き、何人かで手分けして赤い骨を集めまくる。

そこからDoomへの入場券になる金骸骨に移して、数個を集めてきた。
あちらは最大ギルドなんだから、金骸骨なぞ腐るほど持ってるだろうと分ってはいる。
が、手土産なしには先輩の顔に泥を塗るようなもんだ。

■
次に最大ギルドのギルマスさんに、金骸骨をお届けに行く。
ある意味、このクエストのラスボス。
その人は、だいたいルナの入り口で佇んでいるのが常で、今夜もそこにいた。

あちらのギルマスさん、「ギルド合同企画」という言葉に最初は訝しがっていたが、途中から僕の話に話を合わせてくれて、
- アー、ソウソウ!。聞イテマスヨ。
- (金骸骨)アリガトウ、助カリマ-ス。
と言って受け取ってくれた。
噂で、彼は聖人らしいと聞いていたが、噂通りの人物だった。
なにしろ空気が読める。
■
ちなみに僕がラスボスさんと折衝している同時刻。
その怖い先輩は、ソロでDoomに行き、週末に向けたリハーサルに余念がなかった。
- 2番ゴキは余裕やわー。
- でも、ボスはちょっと怖いねん。
俺はあんたの方がずっと怖いよ。
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全方向に喧嘩を売っていくスタイルのこのブログですが、
最後はしおらしく番宣です。
WKKで最も勢いがあるギルド、D&Aさんが開催する日曜定例イベント
は、7/12 21:00から開催だそうです。
僕も参加しますよ。
半沢直樹(後編)は諦めました。
週末は、Doomでウルフと握手!
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